駐日ジョージア大使、幼い子供とともに…地震影響で新幹線の中で一晩過ごす 17時間後にようやく脱出

[ 2024年1月2日 09:45 ]

ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使のX(@TeimurazLezhava)

 ジョージアのティムラズ・レジャバ駐日大使が2日、自身のX(旧ツイッター)を更新。新幹線で金沢に向かっていたところ、1日午後4時10分ごろに発生した石川県能登地方を中心とする最大震度7の大きな地震の影響で運転見合わせとなり、一夜を新幹線の車内で過ごしたことを報告した。

 午後2時38分、「我が家はこれより金沢へ」と、一家で金沢へ向かう新幹線に乗車すると報告していた大使。約2時間後、最大震度7の大きな地震が発生し、新幹線は緊急停止することとなった。

 「食料をほとんど持ってきておらず、停車中の新幹線で心配していましたが、幸運にも皇室より賜ったおせち弁当がありました。表現の仕切れないありがたい気持ちで頂きます」と、直前に訪れていた皇居で賜ったおせち弁当を家族で分け合う様子を、写真を添えて投稿した。

 その後、新幹線は最寄り駅まで走り、運転見合わせに。「停車すると、新幹線をホテルとしてお使い下さいという旨お知らせがあり、駅の周りが満室だったことでそのまま車内に泊まることにしました」と、ホテルに空室がなかったため、一家は車中泊を決断。「終始、予想のつかない展開に見舞われておりますが、駅員や周りの乗客の互いに温かい心遣いのお陰で大丈夫です」と無事を呼びかけた。

 新幹線乗車から約17時間後となる翌朝7:50、一家は「新幹線を出てこれより臨時バスで長野駅へ」と、ようやく新幹線を出ることが出来たと報告。「そこから帰京を目指します」とし、「年明けにも関わらず多くの方による速やかで温かいご対応のおかげで動くことができており感謝しております」と、周囲の対応への感謝を呼びかけた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年1月2日のニュース