宝塚雪組「ボイルド…」開幕へ トップ彩風咲奈「諸先輩方やお客様の顔を浮かべ大切に」

[ 2024年1月2日 17:37 ]

彩風咲奈(左)と夢白あや
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 宝塚雪組「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル/FROZEN HOLIDAY」が3日、東京宝塚劇場で開幕する。初日に先駆け通し舞台稽古が行われた。

 「ボイルド…」は、シャーロック・ホームズを生み出した作家、アーサー・コナン・ドイルの前にシャーロック・ホームズが現れたら…!?という奇想天外なストーリー。トップスターの彩風咲奈(あやかぜ・さきな)がドイルに、妻ルイーザにはトップ娘役・夢白(ゆめしろ)あやが、ホームズには男役スター、朝美絢(あさみ・じゅん)がそれぞれ扮(ふん)する。

 「FROZEN…」はクリスマスからお正月をテーマに歌とタンスで華やかさいっぱいに届ける。客席参加型のシーンもあり雪組の結成100周年にふさわしい魅力満載のショー。

 2024年第1弾の東京公演だが「宝塚らしい作品。ドイルが持っている夢や想像に浸っていただければ。本当に多趣味でいろんなことをされている主人公を演じることで毎回想像力を働かせ、パワーを倍増させて挑みたい。ショーは盛りだくさん。雪組100周年のためにワイルドホーンさんが作ってくださった楽曲が素晴らしく、諸先輩方やお客様の顔を浮べながら大切に歌いたい」と彩風が見どころを語ると、夢白も「ドイルの妻として無償の愛、アーサーを思う愛を大切にしたい。信じる心は何よりも強いことを大切に描けたら。お芝居とショーともに大変明るい作品となっているのでお客様が元気でハッピーになっていただければ」とほほ笑んだ。

 本公演で人気男役スター和希(かずき)そらを始め3人が宝塚生活に別れを告げる。

 2月11日まで。千秋楽公演は全国の映画館でライブ中継、千秋楽と1月18日午後6時半開演の新人公演はタカラヅカ・オン・デマンドでライブ配信される。

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