羽生善治会長 藤井時代は「これから先もその傾向が続く」 日本記者クラブで会見

[ 2023年12月2日 05:30 ]

講演と記者会見を終え、写真に納まる日本将棋連盟の羽生善治会長=1日午後、東京都千代田区の日本記者クラブ
Photo By 共同

 日本将棋連盟の羽生善治会長(53)が1日、東京都内の日本記者クラブで会見に応じ、10月に全8冠を獲得した藤井聡太王将(21)の強さなど、将棋界の話題を約1時間にわたって熱弁した。6月に新会長となり「いろいろな方に将棋界が支えられていると実感した」と明かし、藤井王将の全冠制覇については「これから先もその傾向が続くと思う。一方で他の棋士のレベルも絶対的に上がっている」と分析した。

 この日、発表になった「新語・流行語大賞」トップテンに「観(み)る将」が挙げられたことには「認めていただきありがたい。うれしいです」と笑顔。将棋界で変えたくない伝統に「和服と和室での対局」を挙げ、逆に変えたい伝統に「公式戦の持ち時間は昔より短くなっている。今後も時代に合わせなければと思う」と話した。

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