大橋純子さん通夜に200人参列　松崎しげる涙「僕にとって歌姫だった…悔しいね」

大橋純子さんの通夜で祭壇に飾られた遺影
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　9日に食道がんのため73歳で死去した歌手の大橋純子（おおはし・じゅんこ）さんの通夜が15日、東京都港区の増上寺光摂殿で営まれた。音楽関係者ら約200人が参列し、歌手の松崎しげる（73）は「悔しいね」と涙をこぼした。

　会場では代表曲「シルエット・ロマンス」などを歌う映像が流された。祭壇は女性らしく柔らかで華やかだった大橋さんをイメージしたもの。また、棺には愛用のハットなどが納められた。戒名は「歌唱院妙詠純心清大姉（かしょういんみょうえいじゅんしんせいだいし）」。

　半世紀以上の付き合いがあり、一緒にステージに立ったことも数多くあるという松崎。亡くなった9日に病院に駆けつけたそうで「今にも起き出しそうで、本当に信じられなかった」と語った。「僕にとって歌姫だった」と急逝を悼み、「彼女の曲は残りますから、歌い継いでいきたい。それが一番喜んでくれることだから」と涙を拭った。