藤井竜王が食べたお菓子 ネット注文が30倍に!菓子店代表「1日で1カ月分の注文が入った」

[ 2023年11月13日 04:00 ]

藤井聡太竜王の第2日午前のおやつに注文し話題となった「塩バター大福」(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の第36期竜王戦で3連覇を達成した藤井聡太竜王(21)=8冠=が、11日の第4局2日目午前のおやつに選んだ「塩バター大福」に通常の30倍の注文が寄せられたことが12日、分かった。

 製造・販売するのは北海道倶知安町の菓子店「お菓子のふじい」。竜王戦から一夜明けたこの日、大福を求めて多くの客が訪れた。同店によると、ネット販売でも11日から注文が殺到し、普段は1日十数件のところ、12日夕方までにその30倍となる約300件の注文が入ったという。代表の藤井千晶さんは「1日で1カ月分の注文が入りました。ネット販売は2週間以上お待ちいただく状態です」とうれしい悲鳴を上げた。

 見た目のかわいらしさも相まって、対局中にSNSでトレンド入りするなど大きな反響を呼んでいた。注文した藤井はこの日、対局が行われた小樽市で開かれた一夜明け会見で、塩バター大福を選んだ理由を問われ「お店の名前を見て縁を感じました」と“藤井かぶり”が決め手の一つになったと明かした。加えて「写真で見た目もかわいらしかったので」と笑顔で回答した。

 前人未踏の8冠を成し遂げた藤井と名字が同じ千晶さんは「藤井さんが有名になられたころから、家族と“なにか縁を感じるね”と話していて、いつか食べて欲しいと思っていた。相思相愛だったんだな」と声を弾ませた。

 不思議な縁は重なるもので、鉄道ファンの藤井が会見で、小樽からどこでも行っていいならどこに行きたいかと聞かれた際に、「函館本線の山線に乗れる機会があれば」と回答。山線とはJR函館本線の小樽―長万部間の通称で、実は倶知安駅も停車駅の一つ。「お菓子のふじい」は同駅から徒歩1分の至近距離にあり、千晶さんは「お店も駅の近くにあるので、沿線に訪れた際にはぜひ足を運んでもらいたい」と、店の看板和菓子を選んでくれた8冠の来店に期待を寄せた。

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