林家木久扇 来年3月で「笑点」卒業、出演55年で「新しい人にバトンタッチ」 「24時間テレビ」で発表

[ 2023年8月27日 18:33 ]

「24時間テレビ46」内で来年3月に「笑点」を卒業すると発表した林家木久扇(C)日本テレビ
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 落語家の林家木久扇(85)が27日、日本テレビ系「24時間テレビ46」(26日後6・30~27日後8・54)内の「笑点」に出演し、来年3月をもって同番組を卒業すると発表した。

 司会の春風亭昇太から振られた木久扇は「私、林家木久扇は、来年の3月をもって笑点を卒業したいと思います」と発表。「どういうことかというと、芸というものは次の世代にバトンタッチしなくてはいけません。私の座布団の芸も、新しい人にバトンタッチします」と理由を説明した。

 今年の「24時間テレビ」のテーマにそった思いでもあった。「今日の24時間テレビのテーマが“明日のために、今日つながろう。”というテーマですので、私は背中を押されたわけです。笑点も(春風亭)一之輔師匠、(桂)宮治師匠が入って参りまして、大変おもしろくなってきました。そこで、私の1枚が加わって、また楽しい風が吹いて、笑点がうんとおもしろくなります」と、「笑点」の未来に期待を寄せた。

 今後も高座には立ち続け、落語家・林家木久扇としては活動を続ける。「といったってね、私はやめたわけじゃないんですよ?笑点に何かあったらすぐ駆けつけますし、高座の方も落語をちゃんと続けています」と宣言。「ということで、(春風亭)昇太さん、私に2000万円下さい」と唐突にジョークを口にし、昇太を驚かせた。

 総合司会のフリーアナウンサー羽鳥慎一からは「3月までぜひお願いします」とエールを贈られていた。

 木久扇は1960年、桂三木助に弟子入り。林家正蔵一門へ移籍後、林家木久蔵を名乗った。65年に二ツ目、73年に真打に昇進。07年に木久扇に改名した。「笑点」には69年に大喜利レギュラー入り。55年の歴史にピリオドを打つ。

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