岸博幸氏 多発性骨髄腫を公表 8月末まで入院、抗がん剤治療控え「かなりしんどそうではあります」

[ 2023年7月24日 19:02 ]

岸博幸氏
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 元経産官僚で慶大大学院教授の岸博幸氏(60)が25日までに自身のツイッターを更新し、多発性骨髄腫のため8月下旬まで入院することを明かした。

 岸氏は22日に「今日から入院。治療もしんどそうだけど、7/30の超RIZIN.2に行けないのはもっと辛い。明日のDEEPも行けないし」とつづり「ちなみに、8月下旬まで入院のため、8月はテレビの仕事お休みします。なので、生放送の番組(ミヤネ屋、メーテレのドデスカ!など)に私が出るのを楽しみにしてくれてる人がもしいたら(そんな奇特な人いないと思うけど)、申し訳ありませんですー」と報告していた。

 心配する声が多く上がったため、24日に「入院の告知したら予想外に多くの人から連絡もらったので、いちいち伝えるのも面倒だから入院理由も公表しておくと、僕は多発性骨髄腫という病気を患ってるんです。その治療のために8月下旬まで入院。抗がん剤を使った治療をするので、かなりしんどそうではあります。。。」と明かし、「ちなみに、抗がん剤を使った治療するので、9月に社会復帰する段階では頭がハゲてるはず。となると多くの人がウィッグ使うけど、僕は使わないつもりです。ウィッグ高いし。この長い顔がハゲになったらどれだけより見苦しくなるかの社会実験しようと思いまーす」と明るく記している。

 多発性骨髄腫とは、骨髄の中でがん化した細胞が増える「血液のがん」の一種。発症の原因は不明で、50~70代に多い。国内で年間約8000人ほどが発症する。貧血、出血、発熱以外にも高カルシウム血症や腎機能の低下、背骨などの骨折がみられるという。治療法は進歩しており、抗がん剤や骨髄移植で症状を抑える「寛解」を目指す。俳優の佐野史郎、夫婦漫才コンビ「宮川大助・花子」の宮川花子も多発性骨髄腫を公表している。

 岸氏は一橋大、、コロンビア大学ビジネススクール卒で、経済財政政策担当大臣、総務大臣などの政務秘書官を歴任し、エイベックス取締役、ポリシーウォッチ・ジャパン取締役などを兼任し、現在は慶大大学院メディアデザイン研究科の教授。日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」やフジテレビ系「全力!脱力タイムズ」などにも出演している。

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