マツコ 50代の飲み会参加希望が低いワケを分析「みんなお小遣いが少ないからさ」

[ 2023年7月24日 17:40 ]

マツコ・デラックス
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 タレントのマツコ・デラックス(50)が24日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に生出演し、飲み会事情についてのアンケート結果にコメントした。

 全国の20~50代の社会人男女1000人を対象に、職場の飲み会にまつわるアンケートを実施したとの記事を紹介。「好き」「どちらかというと好き」と答えた割合が最も多かったのが20代で46・0%で、逆に最も少なかったのが50代の27・6%だった。若者の飲み会離れなどが指摘される昨今の風潮とは、真逆の結果が出た。

 記事には特に理由などは触れられておらず、マツコは「そこが知りたいんだよね」とチクリ。その上で推測ながら話を進めた。MCのフリーアナウンサー大島由香里が「若い世代の会社の人同士って、同じ世代で飲んでるんじゃないかな?」と自身の考えを口にすると、マツコも「上司(の世代)は行かなくなったわけじゃん?ということは、そうでしょう。みんな20代、行っても40代までの人たちで飲んでるんじゃん?」と続いた。

 50代の数字の低さについて、マツコは「50代の人たちも、ホントにそれ(職場の飲み会)が楽しくてやってたとは思えないから、たぶんそういうのが嫌になったのもあるだろうし」と推測。さらに「あとやっぱり昨今、みんなお小遣いが少ないからさ、行ったらおごらなきゃダメじゃん?上司だと。たぶんそれも嫌なんだと思う」と、可処分所得が激減している実情に同情した。

 マツコはその推測を前提に、年長者が毛嫌いされていたころを回想。「昔はジジイが(飲み会に)行きたがって、若い子は行きたがってなかった感じで、“ジジイ哀れ”みたいな論調だったけど、今は逆に若い子たちで楽しんでもらって、ジジイは嫌なんだから、ちょうど良かったわね。うま~くなったね。10年くらいもめて、うまいことになったわね」と、お互い心地よいポジションを見つけたことに安堵した。

 一方でマツコは、50代の悲哀を吐露した。「“うちらの世代の方が…”って、どの世代の人たちも言うと思うけど、私、結構、一番損してる気がする。50代くらいって」。50代前後の世代は、バブルの波に乗るどころか、バブル崩壊で就職氷河期に直面。上司からのパワハラは当たり前だった世代でもある。マツコは「バブルは恩恵を受けていないし、バブルガンガンみたいな、イケイケみたいな上司にコテンパンにやられて過ごし、下にはジジイ…私の場合はジジイなのかババアなのか分からないけど、嫌がられ、何もいいことがない」と指摘。さらに「若いやつと飲みたいなんて、さらさらこっちも思ってねえからな!」と吐き捨てていた。

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