TBS社長 「ラストマン」に満足感、次回作「VIVANT」に期待も「中身は教えてもらっていない」

[ 2023年7月5日 15:16 ]

東京・赤坂のTBS
Photo By スポニチ

 TBSの佐々木卓社長(63)が5日、東京・赤坂の同局で定例会見を行い、俳優の福山雅治(54)が主演したTBS日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」(日曜後10・00)への手応えを口にした。

 初回は平均世帯視聴率が14・7%でスタートし、その後も好調に推移し、一度も割ることがなく、全話で2桁をキープ。先月25日に放送された最終回は平均世帯視聴率が13・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の有終の美を飾った。

 全盲のFBI捜査官(福山雅治)と孤高の刑事(大泉洋)によるバディが難事件解決に挑む作品。福山と大泉の13年ぶりドラマ共演が実現し話題となった。脚本は「僕のヤバイ妻」などを手掛けたサスペンス・ミステリーの名手・黒岩勉氏。福山、大泉のほか、吉田羊、永瀬廉、今田美桜、上川隆也、松尾諭、王林らが出演した。

 佐々木佐長は「大変いい成績で、大変高い視聴率をいただくことができました」と満足感を口に。「何といっても福山さんと大泉さん、盟友2人の存在感、掛け合いの面白さ。あと、やっぱり脚本は凄かったなと。1話1話のどんでん返しも面白かったし、全体の流れの中でのどんでん返しも衝撃的で。凄いドラマだなと思います」と絶賛。続編については「軽々に言えません」と多くは語らなかった。

 次回作は、俳優の堺雅人(49)が主演を務める「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・00、16日スタート)。堺は2020年7月期の日曜劇場「半沢直樹」以来3年ぶりの連続ドラマ主演となる。

 「半沢直樹」「下町ロケット」シリーズなどドラマ史に残る大ヒット作を生み続ける同局・福澤克雄監督が原作を初考案したオリジナルドラマ。撮影はモンゴルで2カ月半に及ぶ大規模ロケを敢行し、近年の日本のテレビドラマとしては、異例の長期海外ロケとなった。

 出演者は堺のほかに、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司という全員主役級、日曜劇場史上最も豪華な主要キャストが発表されているものの、初回放送までストーリーや役柄など作品の詳細を明かさない異例の手法を取り、ベールに包まれる今夏最大の話題作となっている。

 同作について、佐々木社長は「大変期待している、大作。中身は全く教えてもらっていないので、どういうストーリーになるかも微塵も話できない、どういう話がわかりません」と社長も内容を聞いていないと明かし、「凄い、震えるような豪華キャスト陣。演出が『半沢直樹』の福澤克雄監督です」と期待感を口にした。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年7月5日のニュース