TBS社長 安住紳一郎アナの役員待遇昇格にコメント「役員待遇なんかは当然かなと思う」

[ 2023年7月5日 15:34 ]

TBSの安住紳一郎アナウンサー
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 TBSの佐々木卓社長(63)が5日、東京・赤坂の同局で定例会見を行い、同局の安住紳一郎アナウンサー(49)が役員待遇に昇任したことについて言及した。

 佐々木社長は安住アナについて「安住アナウンサーは天才だと思うんです」ときっぱり。「凄い努力の人で、1つの番組をやるのに、努力してからほんの一瞬を生む努力家。後輩を面倒をよく見る」と絶賛し、「天才で努力で後輩の指導力があったら、役員待遇なんかは当然かなって思います」と話した。

 「僕らはモノづくりの会社なので、安住さん以外のアナウンサーとか、番組を作るクリエイター、デザイナー、技術をやってくれるテクノロジスト、そういう人たちがより報われるような制度、エキスパート職がある」とし、「モノづくりを活性化させたいということで、安住アナウンサーも役員待遇になりました」と人事を説明。今後については「本当に体に気を付けていただきたい」としつつ「TBS後輩を指導してくれるのもありがたいので、ますます活躍を期待したいなと思います」と期待を寄せた。

 安住アナは7月1日付の人事で役員待遇に昇任。同局の現役アナが役員待遇となったのは初めて。

 安住アナは明大を卒業後、1997年に入社。「ぴったんこカン・カン」などのバラエティー番組や、選挙特番、東京五輪中継など幅広く、局のエースアナとして活躍してきた。その“スピード出世”が話題になることも多く、19年には2階級特進で局次長待遇に、翌20年に現在の局長待遇となっていた。

 今年5月に行われた「ギャラクシー賞贈賞式」では自身の待遇について同局の佐々木卓社長と話したことを明かしていた。「“優秀なアナウンサーこそ局に残ってほしい”ということで、待遇面など相談させていただきました」と語っていた。

 現在の正式な肩書は、「TBSテレビ総合編成本部 アナウンスセンター局長待遇エキスパート職 アナウンサー安住紳一郎」。以前、パーソナリティーを務めるラジオ番組「安住紳一郎の日曜天国」で自分の役職について「長い長い。『北朝鮮 朝鮮民主主義人民共和国』みたい。長いのよ…大変。名乗り上げるだけでも時間かかっちゃう」と話していた。

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