秋野暢子 絵を描くきっかけは加山雄三「自分の好きなように」 がん闘病乗り越えて個展開催

[ 2023年7月5日 14:18 ]

個展「色彩の希望 秋野暢子作品展~がんを乗り越えて、新たな色を見つける~」を開催した秋野暢子
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 女優の秋野暢子(66)が5日、東京・西武渋谷店で絵画とアートフラワーの個展「色彩の希望 秋野暢子作品展~がんを乗り越えて、新たな色を見つける~」を開催した。

 昨年ステージ3の食道がんを発症し、化学放射線療法で治療に努め、今年4月に寛解。周囲から「秋野さんの明るい絵を通して多くの病で苦しむ方々に元気を与えられないか?」との勧めもあり、展示会を開催することになった。期間は11日まで。秋野の意向により売上の一部は、がん研究に役立ててもらうため寄付する。

 絵を描くきっかけは、歌手・加山雄三の一言。「50歳になったときに何かできないかと思っていたら、加山雄三さんが“絵を描け”って。描いたことないって言ったら“いいのいいの。自分の好きなように思うように描けばいい”って言われたのがきっかけ」と明かし「先輩の一言で始めた。なければ始めてなかったかも」と感謝を口に。

 「絵って芝居と似ているところがある。絵って、いつやめたらいいかわからない。納得するのが難しい。芝居と似ているなと。花を作るのもそう。人生に似てますね」と述べた。

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