なすなかにしの黒歴史 仕事ゼロに!地獄の1年を招いた「改名」…強制した先輩の正体は…

[ 2023年1月2日 20:06 ]

「なすなかにし」の中西茂樹(左)、那須晃行
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 お笑いコンビ「なすなかにし」が2日放送のカンテレ「ウラマヨ!お正月SP」に出演。東京進出後に経験した“地獄の1年”を明かした。

 レギュラー番組を最大10本抱えていた順風満帆の大阪時代を経て、芸歴8年目の2008年に東京進出。だがその後、仕事がゼロ、彼女も大阪時代のスタッフにも見放される地獄を味わったという。那須晃行が「1年もありゃあ、芸人って終わるんやなあ…と思った」と回想する不遇の期間を招いたのは、ある1つの出来事だったという。2010年の「改名」だ。

 改名のきっかけは、番組の打ち上げで先輩芸人が発した「なすなかにしって、那須か中西かどっちか分かりづらいねんなあ。いっそのこと改名したらええねん」という言葉から。酒の場のノリで候補名が次々と挙がり、くじで引いた「いまぶーむ」に本当に改名させられた。

 その先輩の正体は、ますだおかだ・岡田圭右。中西茂樹は「岡田さんもマズイことになったなと思ってたかもしれないですけど、もう引き下がれないところがあった」と苦笑い。テレビ局のスタッフらも巻き込んだ改名で、会社もすぐには戻させてくれず、「1年経って、頼み込んで戻させてもらった」と振り返った。

 当の岡田は「当時から達者でこんなにオモロイのになぜブレークしないんだというジレンマがあった。そこで荒療治ですよ」と、後輩を思っての言動だったと釈明した。2022年にロケ芸人としてブレークしたなすなかにしに、「次のステージに行くためにも改名」と再び提案し、懲りないようすだった。

 中西は「岡田さんは申し訳ない気持ちが当時からあったみたいで、何か番組があったら僕らを呼ぼうとしてくれてた」と明かした。ただ、「勝又(州和)さんから“なんで名前変えたの?”って聞かれて、“岡田さんに言われて”って返したら、“ダメだよ。あの人は人を幸せな道に導かないから”って言ってた」と付け足し、笑わせていた。 

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2023年1月2日のニュース