2023年の宝塚星組公演はドラマティックなミュージカルとゴージャスなダンスで幕開け！

　新年の宝塚星組は、ドラマティックなミュージカルとゴージャスなダンスで幕開け！トップスター、礼真琴（れい・まこと）主演の星組公演「ディミトリ～曙光に散る、紫の花～/JAGUAR　BEAT」が2日、東京宝塚劇場で開幕。

　「ディミトリ」は、13世紀のジョージア（旧グルジア）を舞台にした並木陽氏の小説「斜陽の国のルスダン」を基にしたミュージカル。人質としてジョージアに送られた王子、ディミトリが礼の役どころ。ジョージアの女王となりディミトリと結婚するルスダンを演じるのはトップ娘役、舞空瞳（まいそら・ひとみ）。激動の時代の中で運命に踊らされながらも愛を貫く物語。

　「JAGUAR　BEAT」は、ジャガーにふんした主人公を中心に展開されるストーリー仕立てのショー。毎公演ごとにキレキレのダンスを披露し、観客を魅了するトップコンビに本作から暁千星（あかつき・ちせい）が星組に加わり、さらに磨きがかかる。

　初日に先がけ行われた通し舞台稽古で、礼は「2023年、東京宝塚劇場の幕開けを飾らせていただくことを光栄に思います。お芝居では王配ディミトリとしてさらなる深化を目指し、ジョージアの民族衣装やジョージアダンスとともに、その世界観にどっぷりと浸っていただけるよう精いっぱい務めさせていただきます。ショーでは今の星組のエネルギーを感じていただけるよう、出演者全員フルパワーで駆け抜けてまいります」とコメントした。

　公演は2月12日まで。千秋楽公演は全国の映画館でライブ中継される。また、千秋楽と1月19日18時半に行われる新人公演は「タカラヅカ・オン・デマンド」でライブ配信される。