武藤敬司引退 飛石連休・藤井が労ねぎらう「動けるうちに引退…嬉しい気持ちも」

[ 2022年6月12日 18:45 ]

バックステージで引退への思いを語る武藤敬司
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 お笑いコンビ「飛石連休」の藤井ペイジ(50)が12日、この日、現役引退を表明したプロレスラー武藤敬司(59)に感謝をつづった。

 武藤はこの日、さいたまスーパーアリーナで開催された「サイバーファイトフェスティバル2022」で、「かつてプロレスとはゴールのないマラソンと言った自分ですが、ゴールすることに決めました」と話し、来春までに引退することを発表した。

 プロレスファンの藤井は「武藤さん。武藤敬司は僕の一番好きなレスラーです。時代が終わってしまうのは本当に悲しい」と、率直な思いをつぶやいた。

 武藤は左股関節唇損傷で今年1月から欠場していた。5月21日のプロレスリング・ノア大田区総合体育館大会で4カ月ぶりに復帰したが、引退の決断はこの試合後だったという。「自分の技をかけて痛みが走ると苦しいです。本当は続けていたいけどドクターストップの断腸の思い」と吐露した。

 膝や股関節に爆弾を抱えながら、リングに立ち続けてきた武藤に、藤井は「動けるうちに引退する道を選んでくれて嬉しい気持ちも…武藤さん!最後の最後まで応援します!」とエールを送った。

 武藤は84年に新日本プロレスに入門。蝶野正洋、故・橋本真也さんとともに団体に新風を吹かせ、闘魂三銃士として活躍。退団後、全日本プロレスでは社長として他業種とのコラボを積極的に取り入れ、プロレスファン層拡大に尽力した。

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2022年6月12日のニュース