佐々木蔵之介 実家は京都の造り酒屋 後を継ぐつもりが役者を選んだ理由とは「続けたかったというより…」

[ 2022年6月12日 12:53 ]

佐々木蔵之介
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 俳優の佐々木蔵之介(54)が12日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。芝居を仕事にしていく決断をした際の心境を語った。

 この日は映画「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」(監督西谷弘、6月17日公開)で共演する俳優のディーン・フジオカ、EXILE・岩田剛典とトークを展開。実家が120年以上の歴史を持つ京都の造り酒屋だったため、東京農大、神戸大で農学を学んだが、「演劇サークルに入っちゃったから、学校は行くけど授業は受けずに部室にいてるみたいなのが多かったかな」と回顧した。

 家業を継ぐつもりだったのかと聞かれると、「メーカーやから、(卒業後は修行のため)ちょっと(広告)代理店行こうっていって代理店行って」「全て実家を継ぐために」と佐々木。関西で仕事をしていたが、演劇を仕事にすると決めたきっかけについては「その間、劇団はやってたんだけど、東京の劇団から、“やりませんか”と。“いや、僕やりません、会社もあります”と。あまりにも、ずっと言うてきはんねん。で、今までそういうのは断ってきたけど、その時初めて迷ったんだよな。押しが強くて。それがいまだに分からへんのや」と振り返った。

 「これを断ったら、この先もずっと断っていくのであって、それでいいのかな、この芝居に関わったのにって思って、終わらせたくはなかったんだよね」とも吐露。「続けたかったというよりも、終わらせたくなかったというので、家で“会社辞めます”って言ったら、(家族は)“おっ、家、やっとやるんか”と。“いえ、芝居やる”って言ったら、鳩が豆鉄砲を食ったような“どっからそんな発想が”みたいな」と話して苦笑した。

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2022年6月12日のニュース