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若狭勝弁護士 誤入金で決済代行業者からの返還金は「誰のお金だったのかが大きな問題」

[ 2022年5月24日 18:11 ]

弁護士の若狭勝氏
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 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が24日、TBS系「Nスタ」(月~金曜後3・49)にリモートで生出演し、山口県阿武町が誤入金した給付金4630万円について、町が同日、約4300万円を法的に確保したと発表した件についてコメントした。

 誤って振り込まれた金の一部を不正に使用したとして、同町の無職田口翔容疑者(24)が電子計算機使用詐欺容疑で逮捕された。調べに「金はネットカジノで使った」と供述している。一方で町はこの日、ネットカジノの決済代行会社3社から、町の口座に4299万3434円が振り込まれたと説明した。

 今回の動きについて、若狭氏は「代行業者が払ってきたお金が、誰のお金だったのかというのが一番大きな問題」とし、「田口容疑者が業者に払ったお金そのものだったのか、業者の方が(田口容疑者が)既にカジノか何かで使ってしまっているんだけれど、いろんな思惑から町に払ったのか」と、さまざまな可能性に言及した。

 若狭氏によると、戻ってきた金の性質で、田口容疑者の量刑が変わる可能性があるという。「田口容疑者が4630万円をまだ業者の口座か何かに置いていて、それが結局は戻ったのであれば、田口容疑者が間接的ながら貢献というか、役割を演じた、効果を及ぼしたということになり、田口容疑者の情状は良くなる」。一方で、何らかの思惑で業者側から返金されたということであれば、「田口容疑者の悪質性はカジノで使ってしまっている(ことで証明される)わけですから、依然として変わらない重さ、悪質性は残っている」と解説した。

 金の行方に関する田口容疑者の供述の真偽について、若狭氏は「警察の方でも資金の動き、金の流れはつかんでいるのではと思いますし、今後詰めれば分かっていくのではと思います」と推測。「うそをついて実際はまだ残っているにもかかわらず、“全部カジノで負けてしまった”ということを言っていたとすると、容疑者が何らかの思惑、先々ことが過ぎたらそれを自分のものにしようという思惑があったのか。そういうことでうそをついていたとなると、かなり悪質になるし、犯罪収益を隠匿、隠していたということにもなりかねない。これまで以上に悪質性が出てくる」と指摘した。

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