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プーチン大統領の「勝利宣言なし」演説 専門家が分析「この人も現実が見えてきたんじゃ」

[ 2022年5月10日 17:22 ]

 外交、安全保障の専門家で元外交官の宮家邦彦氏が10日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)にコメンテーターとして生出演し、ロシアのプーチン大統領が9日の対ナチス・ドイツ戦勝記念日の式典で行った演説について分析した。

 演説の中でプーチン大統領は、事前に予想された勝利宣言、戦争宣言、核使用の示唆について発言をしなかった。強気の姿勢が予想ほど見えなかったことに、宮家氏は「ようやくこの人、もしかしたら現実が見えてきたんじゃないかなと思う」と指摘した。米ホワイトハウスは、プーチン大統領が戦況の悪さや経済制裁の影響について、側近から誤った情報が伝えられているとの見解を示していた。

 宮家氏は「こういうスピーチは、言ってないことが大事なんです」と話し、「まず勝利について言っていないという話。勝利を言えないのは、要するに勝ってないからですよ。相当、そのことをよく理解したからだと思うんですね」とプーチン大統領の胸の内を裏読みした。

 プーチン大統領は演説で、犠牲になったロシア兵とその家族について触れている。これについて宮家氏は「スピーチをよく読んでみると、後半に『今回の戦闘で亡くなった兵士の家族については、できる限りの手厚いことをしますよ』ということを言って、黙とうまでしている。ということは、相当の方が亡くなっているということですよね」と分析。「敗北は認められないんだけど、おそらくプーチンさんが大きなことは言えなくなったってことは、かなりこたえてるんじゃないかなという気がします」と見解を示した。

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