研ナオコ 名曲「夏をあきらめて」にまつわる裏話 「私、これ歌いたい!」

[ 2022年5月8日 20:04 ]

研ナオコ
Photo By スポニチ

 歌手の研ナオコ(68)が、7日放送のBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴 No Car,No Life」(土曜後9・00)にゲスト出演。名曲にまつわる裏話を明かした。

 研といえば「あばよ」や「かもめはかもめ」など数々のヒット曲があるが、28歳だった1982年にヒットしたのが「夏をあきらめて」。おぎやはぎ・矢作は「夏をあきらめてもよかったね~。覚えてますね~」と懐かしそうに振り返った。

 すると研は「これね、書き下ろしじゃないんですよ」と、当時の裏話を明かした。「サザンが新しいアルバムを出すというので、スタッフがご飯食べながら、聴いていたんです」。その際、ピンと感じた研が「私、これ歌いたい!」と“立候補”したという。ところがスタッフからは「ナオコちゃんは『私はピアノ』の方がいいんじゃない?」と、同じサザンオールスターズの名曲「私はピアノ」を勧められたが、「違う、違う。私の声、色んな歌い方を考えると、こっちの方が合っている」と断言し、「じゃあ、お願いしてみる」とスタッフが決断した。

 「私はピアノ」は高田みづえが歌い、こちらもヒットしたが、矢作は「結局どっちも売れたけど、夏をあきらめては、まじピッタリでしたよ」と話し、研も「いい勘してんだよ。すごいでしょ、私」と自画自賛。小木も「桑田佳祐さんの歌に合うんですよ」と納得した。

 さらに研は「私ね、自分の歌も、人の歌も売れるかどうか、すぐに分かるんです」と胸を張ると、小木に「すごい自慢しに来てますね」とツッコまれて、大笑いしていた。

続きを表示

2022年5月8日のニュース