「鎌倉殿の13人」義経・菅田将暉 鎧重く“八艘飛び”「大変」壇ノ浦の戦い「虚しかった 急に空っぽに」

[ 2022年5月8日 21:00 ]

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第18話。壇ノ浦の戦い、伝説の「八艘飛び」。舟から舟へ飛び移る源義経(菅田将暉)(C)NHK
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 俳優の小栗旬(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は8日、第18話が放送され、源平合戦の最終決戦「壇ノ浦の戦い」(1185年、元暦2年)が描かれた。天才軍略家・源義経が舟から舟へ飛び移る伝説の「八艘飛び」も登場。義経役の俳優・菅田将暉(29)は「鎧を着てハーネスで吊ってジャンプは、結構大変でしたね」と振り返り、舞台裏を明かした。

 番組公式ツイッターに公開された菅田の「かまコメ(撮影直前・直後の音声コメント)」(2分17秒)は以下の通り。

 ▼壇ノ浦の戦いのシーンについて「ただカッコよく決めていくわけじゃなく、一番重い鎧を着ている大将が戦場に立って、真正面から一番最初に飛び降りてくるなんて、本当にあり得ないだろうから。もちろん、そこに自信もあるんだろうけど。『飛び移った、飛び移った』と八艘飛びのいろんな伝説のイメージがあるけど、そうせざるを得ないサイズ感。周りの人はみんなデカいし、その分、自分は速く動きつつ、頭を使うという方に全振りしなのかなみたいな。そうせざるを得ない人と思うと、凄く必死にやれるような感じはしました」

 ▼八艘飛びについて「やっぱり、鎧…。この後の戦国とかの鎧に比べても、一番重いんですって、大鎧は。特に大将クラスなので、動くようにできていないので。鎧を着てハーネスで吊ってジャンプは、結構大変でしたね。馬とかもそうですけど、全然、体が自由に動かなかったですね。僕でも(身長が)170センチ以上あるから、義経は150センチ台とか。記述とかによると、なので。想像つかないですよね。たぶん、もっとババババって行ったんだろうなぁみたいな」

 ▼平家を倒して「何か虚しかったですよ。平家討伐のところは。今回はそういう描かれ方というのもあるんですけど。誰もちゃんと褒めてくれないみたいなこともそうですけど。兄上のこと含め。あっさり終わっちゃった感じというか。没入して没頭して、それだけのために生きてきた人なので、達成した瞬間は、神器だなんだ失っちゃったりとかもあるけど、何か急に空っぽになった感じでした」

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