研ナオコ “怖い先輩”に挟まれ、楽屋たらい回しの過去 「個性が強い人が多かったので」

[ 2022年5月8日 14:16 ]

研ナオコ
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 歌手の研ナオコ(68)が、7日放送のBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴 No Car,No Life」(土曜後9・00)にゲスト出演し、デビュー当時の苦労話を振り返った。

 17歳だった1971年、「都会のやさぐれ女」でデビュー。「おぎやはぎ」矢作に「デビュー曲、こんなタイトルですか?」と驚かれた研は「売れるわけないよね。普通は(17歳で)こんな曲歌わないし、つくらないでしょ」と冗談めかして振り返った。当時は、キャンペーンで全国を巡り、「小さいスナックからいろいろなところを飛び入りで。マネジャーと私」と奮闘した。

 だが、21歳の1975年に大人気番組「カックラキン大放送」のレギュラーに抜てき。「(18歳で)事務所が変わったんです。そこからテレビの仕事がめちゃくちゃ増えちゃって」と、一気に風向きが変わり、他番組や映画の出演なども続々と決まった。さらに同時期に「愚図」「LA-LA-LA」などがヒットし、22歳で紅白歌合戦に出演するなどスターの階段を上り始めた。

 当時について、「おぎやはぎ」小木から「怖い人はいました?」と聞かれた研は「歌手の方は、女性が個性が強い人が多かったので、新人が結構いじめられるんですよ」と説明しつつ、自らについては「私はすっごいかわいがられた」と告白した。

 しかし、良いことばかりではないようだ。ある時、楽屋のない研が大部屋で待機していると、先輩が「私の部屋にいらっしゃい」と楽屋に呼び入れた。ところが、その先輩と仲の悪い他の先輩が「何で、その楽屋にいるの? 私のところにおいで」と研は引っ張りだし、困っている研に「いいから、こっちにいらっしゃい」となかば強引に連れ出したという。すると、もう一方の先輩から「なんで、あっちに行くの」と苦情が…。「もうね、たらい回しですよ」と研も苦笑いで、振り返っていた。

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2022年5月8日のニュース