和田アキ子“泥酔ライブ出演”奥田民生に「やっぱりファンあっての自分たちだから」「ステージでアカン」

[ 2022年5月7日 14:28 ]

和田アキ子
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 歌手の和田アキ子(72)が7日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜前11・00)に出演。ロックバンド「トライセラトップス」のボーカル&ギターの和田唱(46)が2日に自身のツイッターで、4月30日に出演した野外ロックフェス「ARABAKI ROCK FEST.22」(宮城県川崎町)で、泥酔状態でライブに出演する一部ミュージシャンへの苦言を投稿したことについてコメントした。

 和田唱は、1日にツイッターで「集まってくれたオーディエンスの皆さん、ゲスト出演してくれたアーティストの皆さん、I LOVE YOUです」と感謝をつづっていたが、その約9時間後に「昨日は最高だった。最高だったよ。でも一言言わせてくれ。ステージ上での泥酔を良しとする風潮はどうなのよ?それを最高だの可愛いだの言うお客さんも俺はどうかと思うし、許してるスタッフの大人たちも問題ありだと思う」と投稿。

 その後も「ステージっていうのは神聖な場所だよ」「周りがチヤホヤして許すから裸の王様が出来上がるんだ。みんなが言わないんだから俺が言う。以前は尊敬してたけどね」「照れ隠し??そんなのが通用するかね、いい大人が もうさ、この変わり映えしないロック界のピラミッド社会、いい加減壊して行かないかい?俺達から下の世代のミュージシャン諸君」「ステージ前に酒を飲むなとも言ってない。ただ飲んでも演奏はちゃんとして、リハーサルで決めた段取りはちゃんと守って欲しい。格なんて関係ない。それをいい加減にされたら傷付くよやっぱり。適当に思ってんだなって」などと連続でツイートし、心情を告白。これを受けてSNSでは議論が巻き起こっていた。

 2日夜に新たにツイッターに投稿し、「民生さんと直接やり取りができた。民生さんは謝罪をしてくれた」と泥酔してステージに上がったミュージシャンが奥田民生だったと明かし、謝罪を受けたと説明。そして「俺も思ってることをハッキリ伝えた。一連のツイートは消すことにします。俺は、シャイだけどカッコいいOT先輩が見たかったんだ。昨日ツイートせずにいられなかったのは『あの感じ』がまかり通ってる風潮に怒りを覚えたからです」と真意を説明し、一連の苦言ツイートは削除された。

 騒動の経緯に「結構シビアですね」と和田。自身も昔、1度酔ってステージ立ち「ごめん、酔っているから!」とステージ上で謝罪した経験があると明かした上で、「(和田唱が)こんなにツイートするってことは、リハーサルで決めた段取りを守ってくれなかったと…これはちょっと違うかもね」と指摘。奥田の行動がツイート内容の通りだとすれば「これは先輩とか後輩でもダメだと思う。やっぱりファンあっての自分たちだから。ファンのみなさんに見せるために、例えばこの曲を歌って、こういう話をしてこういう紹介で曲に入るっていうこととか。そういう決め事はファンには分からないけど、こっち側で演出するわけだから」と説明し、「それがもしできてないんだとすると、和田唱さんの言っている通り適当に思っていた…自分も悲しいよね?思われたって」と言及。「(泥酔状態で)ステージでそれはアカンね。残念だね。でも(2人の間で)和解済みなら、もう許してあげてください」と締めくくっていた。

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2022年5月7日のニュース