MISIA涙…渡辺裕之さん次女と3、4日にライブ共演「終わってから知ることに…胸が苦しいです」

2010年、第11回叙々苑カップのショータイムでドラムを叩く俳優の渡辺裕之さん
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　歌手のMISIA（43）が6日、ニッポン放送「MISIAのオールナイトニッポンGOLD」（金曜後10・00）で、3日に66歳で急死した俳優の渡辺裕之さんを悼んだ。渡辺さんの次女でミュージシャンの渡辺磨裕美はMISIAのバンドにコーラスで参加しており、父である渡辺さんとも親交があったという。

　MISIAは番組冒頭、「今夜は最初にお話したいことがあります。5月3日、俳優の渡辺裕之さんがお亡くなりになられました。心よりお悔みを申し上げます」と悼み、渡辺さんとの数年前からの交流を回顧。昨年の日本テレビ系「24時間テレビ44」でMISIAらが製作したチャリティーソング「歌を歌おう」にはドラマーとして渡辺さんが参加しており、「優しい姿を思い出します」と振り返った。

　MISIAは4月30日から今月4日まで山梨県の河口湖ステラシアターで「MISIA CANDLE NIGHT 2022 PEACE OF MIND」を開催。渡辺さんの次女の磨裕美もコーラスとして参加していた。

　「すごく透明感があって素晴らしい歌声を持っているボーカリストで。私のボーカルの上にハモれる方ってなかなかいないんですが、磨裕美ちゃんはいつもしっかり美しくハモって、『CANDLE NIGHT』でも素晴らしい歌声を聞かせてくれた」と磨裕美について語ったMISIA。渡辺さんが亡くなった3日もライブは行われていた。「ライブ中ということで、磨裕美ちゃんにも私たちにも、渡辺裕之さんがお亡くなりになったことは知らせられてなくて……ライブが終わってから知ることとなりました」と涙ながらに言葉を絞り出した。

　「ちょっとしばらく理解ができないというか、信じられない気持ちだったんですけれども。本当に、ご家族のことを思うと胸が苦しいです。会えていないけど、磨裕美ちゃんを今すぐ、抱きしめにいきたい」と仲間への思いを吐露したMISIA。そして「渡辺裕之さんの安らかな眠りを心からお祈りしております。いつも優しく声を掛けてくださり、気に掛けてくださり、一緒の時間を過ごしてくださり、ありがとうございました」と天国の渡辺さんへ感謝の言葉を送った。


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