キンプリ 初の4大ドームツアー東京公演開幕!ド派手演出で5万5000人興奮!

[ 2022年4月17日 04:00 ]

4大ドームツアー東京公演初日を迎えたKing&Prince(撮影・小海途 良幹)
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 King&Princeが大舞台で躍動した。初の4大ドームツアーの東京公演初日。持ち前のダンスや歌を披露。花火やレーザーなどドームならではのド派手な演出でもステージを盛り上げ、2時間半超の熱演を届けた。ツアーは4都市で10公演、合計46万人を動員する。

 5万5000人で埋め尽くされた会場のボルテージは最初から最高潮だった。5人は全身真っ白の衣装を身にまとい、直径約10メートルの移動式大観覧車で登場。「恋降る月夜に君想ふ」を歌唱し、神宮寺勇太(24)は「今日は最高の思い出にしようぜ!」と呼びかけた。

 2018年5月23日に「シンデレラガール」でCDデビュー。直後の記念イベントで、リーダーの岸優太(26)が「いつかは東京ドーム公演をしたい」とグループの目標を掲げていた。

 それから4年で夢が実現。永瀬廉(23)は「こんなに早く夢がかなったのは、皆さんが愛情を込めて僕らを応援してくださっているから」と感謝を語った。

 キンプリは2019年に亡くなったジャニー喜多川さんが最後にデビューを見守ったグループ。東京ドームは、そのジャニーさんのお別れ会が開催された、特別な地でもある。平野紫耀(25)は「ジャニーさんのパワーを授かって3日間乗り越えたい」、岸は「ジャニーさんに、最終的に“めっちゃよかった!”と褒められる公演にしたい」と空を見上げた。

 グループはジャニーさんによって15年に結成されたのち、約2年間2つのグループに分かれて活動していた。ステージではその当時の衣装でJr.時代の曲をパフォーマンスした。

 今回のツアー名「Mr.」もジャニーさんが名付けた最初のグループ名「Mr.KingVSMr.Prince」に由来。グループの原点や歴史を好きになってほしいという思いが込められており、随所にジャニーイズムが受け継がれた。

 会場の規模が大きくなった分、より工夫を凝らした。「ファンの方が物理的な距離を感じて寂しくならないようにドームの奥まで表現が伝わるようにしている」(平野)と語るように、ムービングステージなどの装置を使用。全長16メートルの巨大クレーンも投入し、多くの観客の近くまで行くために演出を練った。

 4年間に発売したアルバム収録曲や全シングル表題曲を披露。演出を神宮寺、衣装を永瀬が担当するなどメンバーが裏方としても活躍し、まさにこれまでの活動の“集大成”となった。高橋海人(23)は「これからもいろんな景色を皆と見ていきたい」と前を見据えた。5人は大きな経験を財産に、さらなる高みを目指していく。 

 ≪ジャニーズ約2年ぶりドームツアー≫ジャニーズ事務所所属グループがドームツアーを行うのは、2019年11月から20年1月にかけて行われたHey!Say!JUMP以来、約2年ぶり。新型コロナウイルスの流行後では初めてとなる。

 ≪4枚目アルバム6月29日発売発表≫グループ4枚目のアルバム「Made in」を6月29日に発売することを発表した。初回限定盤A、Bと通常版の3形態。神宮寺は「東京ドームで、皆さんの前で発表できるのがうれしい」と語った。詳細は今後発表となる。

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