ロングコートダディ兎　平和すぎる目標明かす　麒麟・川島「コント日本一あきらめるの？」

お笑いコンビ「ロングコートダディ」の堂前（左）と兎

　お笑いコンビ「ロングコートダディ」が、17日放送のTBSラジオ「川島明のねごと」（日曜後7・00）にゲスト出演し、兎（33）が明かしたコンビの目標にパーソナリティーの「麒麟」川島明（43）が驚く場面があった。

　一昨年のキングオブコントでは決勝大会7位、昨年のM－1グランプリでも決勝大会4位と、コントでも漫才でも注目を浴びる実力派コンビ。ところが、兎は「最近寝られないです、あまり。明日の仕事も把握してないし」とつぶやいた。川島から「内容を教えてくれへんとか？吉本あるあるで」とフォローしようとしたが、兎は「教えてもらってるけど、僕が把握できてないです」と明かした。この日も、収録後の仕事で使う衣装を忘れてきてしまったという。

　どうにも仕事に実の入らない様子の兎は、「堂前はいろいろやってくれて、何の文句もないです」と、相方・堂前透への申し訳なさを口にした。

　兎の悩みの種は、2人の関係性にあるようだった。「昔は2人でおるときはワイワイ楽しくしてたなというのが、今はないんですよ。楽しくやりたいですね。友達の時間だけでいいのにな」。以前はザリガニ釣りに行くなど、仲良しだった友人としての関係に戻りたいという。

　今後の目標について聞かれると、兎は「みんなと仲良く暮らしたいというか…」と、仕事とは無関係な平和すぎる回答。川島から「キングオブコントを取るとか、M－1を取るとか？もっとバーンと、ロングコートダディの冠番組が欲しいとかないの？」とあおられると、兎は「でもキングオブコントは取りたいです。コント師なので。2人で目指してきたものなので」と、ようやく前向きな答えを出した。

　しかし、再び川島から「キングオブコントを取ろうと思ったら、めちゃくちゃネタ合わせせなあかんし、死ぬほど努力せなあかんし、仲はたぶん悪くなるよ？」と問われると、兎は「じゃあ仲のいいまま…。仲悪くなるんだったらいらないですね」と本心をポロリ。川島も「コント日本一、あきらめるの？」と驚きを隠せない様子だった。