大久保嘉人氏 妻・莉瑛さんが過去に抗がん剤治療…「笑ってくれた」息子たちと励ますためやったこととは

[ 2022年3月25日 16:03 ]

大久保嘉人氏
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 昨季限りで現役引退したサッカー元日本代表の大久保嘉人氏(39)が25日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。妻・莉瑛さんが7年前に抗がん剤治療が必要な病気にかかった際に家族で励ましたというエピソードを明かした。

 大久保氏は史上初の3年連続J1得点王、歴代1位のJ1通算191ゴール、W杯2回出場など輝かしい実績を残した。イエローカードもJ1歴代最多104枚という記録も残している。私生活では、2004年に莉瑛さんと結婚し、現在は4人の息子を持つ父でもある。

 司会の黒柳徹子が「悲しいことがあって。7年前(2015年)に奥さんが流産をなさったんですって」と尋ねると、大久保氏は「そうなんですよね。ちょっと病気になって。病名を聞いたときは本当にどうなるんだろうと思いましたね」と振りかえった。病名は「胞状奇胎(ほうじょうきたい)っていう病名で。がんになるかもしれないという病気になりましたね」。抗がん剤治療が必要となり、莉瑛さんは「落ち込んでいて、泣いたりとかしていましたね」とした。

 黒柳から「でも子供たちと一緒に奥様を元気づけるために坊主になったって言うのは本当なんですか」と振られると、大久保氏は「そうなんですよ。病名を聞いたときに、僕が先にしないといけないと思って。妻を笑わせたいと思ったので、練習が終わって練習場ですぐ坊主にして帰ったんですよ」と告白。すると当時3人だった子供たちは「『えっどうしたの』ってみんな笑っていて。そこで妻の病気を話したんですよね。『パパがしたんだからみんなでやろうよ』って言って」とし、「(子供たちは)本当は坊主にはしたくないんですよ。けどそのときは喜んで」と続けた。

 丸刈り頭となった夫と子供を見た莉瑛さんは「可愛い」と大喜び。大久保氏は「凄く笑ってくれたので、それだけで良かったです」としみじみ。莉瑛さんは病気を克服し、2017年3月には四男も無事出産。黒柳から「赤ちゃん、お産みになったんですって」と振られると、大久保氏は「そうなんです。できるか分かんないって言われたんですけど。本当に2年後に出産できたんで」と笑顔を見せた。

 黒柳はさらに「奥様、4人の男の子、大変じゃないですか」と話すと大久保氏は「大変ですよ。朝から学校に行かせるためにずっと叫んでますから。その声で僕起きますから。怖くて下に行けないですよ。今は寝たふりしようって寝てます」と笑わせた。


 

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2022年3月25日のニュース