藤井聡太王将「ほぼ初めて」の船旅で佐渡上陸「思っていた以上にスムーズな乗り心地。とても快適でした」

[ 2022年3月25日 20:30 ]

<藤井新王将祝賀会>佐渡島行きのジェットフォイルを背に笑顔を見せる藤井王将(撮影・会津 智海)
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 将棋の藤井聡太王将(19)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=が25日、新潟県佐渡市の「きらく」で行われた新王将祝賀会に出席した。 王将戦写真特集

 この日は東海道・上越新幹線を乗り継いで新潟市に入り、佐渡汽船のジェットフォイルで現地入り。「船旅はほぼ初めて」という藤井は初の越佐海峡航路に「思っていた以上にスムーズな乗り心地。とても快適でした」と笑顔を見せた。渡辺明・前王将(37)との第71期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)最終第7局の開催予定会場で午後6時半から行われた祝賀会では「振り返ると苦戦する将棋が多く、4連勝は望外でした。特に第3局では渡辺王将にこちらが気づかない好手を指され、とても勉強になりました。今回の対局を振り返り、今後の成長につなげていきたい」とあいさつし、約40人の地元関係者から万雷の拍手を浴びた。

 9日の順位戦B級1組最終局(対佐々木勇気七段)でA級昇格を決めて以来、1カ月近い「オフ」を過ごしている藤井は「公式戦がないので状態がつかめないところはありますが、しっかりコンディションを整えて行きたい」とも話した。

 26日には同市内で行われる「藤井新王将を囲む会」に出席する。

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