藤井王将“初仕事”ファン100人に第4局を解説 佐賀県上峰町で祝賀会

[ 2022年2月26日 05:30 ]

祝賀会に登壇する藤井新王将(撮影・会津 智海)
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 将棋の藤井聡太王将(19)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=が25日、佐賀県上峰町で、開幕4連勝した第71期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の祝賀会に出席した。同町では元々、渡辺明名人(37)=棋王との2冠=との第5局が26日から開催予定だった。ファン100人に決着した第4局を自ら解説し、歴代16人目の王将としての“初仕事”をこなした。

 「実力以上のものが出せたし、多くの学びがあったシリーズ。対局がなくなったにもかかわらず、感激している」。佐賀県では昨年8月、嬉野市での王位戦第4局も豪雨被害のため大阪開催に変更になった。来賓の山口祥義知事は「来年は第1局あたりを。勝者の記念撮影にも参画させてもらえれば」とアピールし、佐賀県産イチゴの新品種「いちごさん」をプレゼントした。

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