伊藤聡子氏 ワリエワ問題に「15歳の女の子ですよ…自分の意思でそんな薬を摂取するとも思えないし」

[ 2022年2月16日 13:28 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 フリーキャスターの伊藤聡子氏が16日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。北京五輪のフィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)が15日に行われ、昨年12月のドーピング違反が判明しながら個人種目出場が認められたカミラ・ワリエワ(ROC)が82・16点で首位発進したことに言及した。

 ワリエワは、冒頭の両手を上げたトリプルアクセルはステップアウトしたが、続く3回転フリップを着氷すると、後半に高難度の3回転ルッツ―3回転トーループを決め、ステップとスピンでも魅了した。前日14日にスポーツ仲裁裁判所(CAS)が資格停止処分の解除は妥当と裁定。ロシア紙プラウダは、禁止薬物トリメタジジンが検出された違反について、祖父の薬が誤って体内に入ったと弁護士らがCASに主張したと報道。心臓疾患を抱える祖父が薬を服用する際に使用したグラスでワリエワが水を飲んだ可能性があるという。

 ワリエワの得点が、団体戦の時よりも下がったことに、MCの恵俊彰が「これを見てても何か本人の中で万全の状態ではないというのが何となくね」と言うと、伊藤氏は「そうですよ。だって15歳の女の子ですよ。本当にそこまでね、私は本当にワリエワ選手が悪いわけではなくてね、自分の意思でそんな薬を摂取するとも思えないし、おじいさんの話が出て来るんですけど、おじいさんの心臓業病の薬を誤って飲んだとかって。その言い訳も含めてね、周りがたぶんね、すごくやってしまってることなんだと思うんですよ。それをやっぱり一人で抱えていながらここに臨まなくてはいけないという、その状況が本当に気の毒だなって思いながら見てました」と自身の思いを話した。

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2022年2月16日のニュース