東出昌大 専属契約解消 事務所「これ以上共に歩くことはできない」

[ 2022年2月16日 05:30 ]

東出昌大
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 芸能事務所「ユマニテ」は15日、俳優の東出昌大(34)との専属契約を14日付で解消したと発表した。事実上の解雇で、同事務所は公式サイトで「熟慮の末に、これ以上共に歩くことはできないという結論に達しました」と明かした。

 関係者によると、東出は当面事務所などには所属せず、フリーで活動する意向を示している。先月末で退所すると一部で報じられたが、主演舞台「悪魔と永遠」(5~13日)が千秋楽を迎えた翌日の契約解消となった。

 東出は20年1月に女優の唐田えりか(24)との不倫が報じられ、同7月に女優の杏(35)と離婚。不倫騒動によるCM打ち切りなどで生じた違約金は2億円と言われており、これを肩代わりし契約を切ることなく、俳優として再起のチャンスを与えようと奔走してきたのが同事務所だった。

 ところが昨年10月、20代一般女性との交際が報じられた。その女性を同月上旬、コロナ下の撮影で滞在していた広島県内に呼び出し3連泊させていたことも明らかになった。

 同事務所は「昨年秋、東出の配慮に欠ける行動でその再生への道は頓挫いたしました。その時私たちが感じたものは怒りというよりも、徒労感と虚しさでした」と辛辣(しんらつ)な言葉で振り返った。

 以降、契約解消に向けた話し合いが進められてきたという。映画関係者は「まじめに仕事に打ち込まなければいけない時期に、しかもコロナ禍の中で不必要に恋人を東京から呼び寄せていた。苦労して仕事を取ってきた事務所を東出さんは完全に裏切ってしまった。解雇は自業自得でしょう」とバッサリ。東出はこの4カ月間、自身で車を運転し1人で仕事現場に入る姿が目撃されていた。

 違約金について同事務所は「(東出側と)話し合っている最中です」とし、現状では肩代わりの“解消”とはなっていない様子。どちらが背負うことになるのか、フリーとなった東出の活動とともに今後が注目される。

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2022年2月16日のニュース