加藤浩次 初対面で「怖い!」と思った大御所とは?「タバコ吸って、ペラペラっと台本見て…」

[ 2022年2月13日 11:32 ]

極楽とんぼの加藤浩次
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 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(52)が12日深夜放送のMBSラジオ「アッパレやってまーす!」(月~木曜後10・00、土曜深夜0・00)に出演。長い芸能生活での「足が震えた仕事」について語った。

 番組では「足が震えたこと」をテーマにトーク。加藤は若手時代を振り返って、「たけしさんだよな」と懐かしそうに口にする。それはビートたけし、極楽とんぼの加藤、山本圭壱の3人のコントだったという。「台本があって、スリッパを持って、ボケたらたけしさんの頭をバンバン叩いていくみたいな…。最初は『たけしさんとコントだぞ、嬉しい!』と思ってたの」。ところが現場でたけしと会った瞬間、雰囲気は一変した。

 加藤は「現場に行った時の、たけしさんのスタジオへの入り方のオーラの怖さつったらなかったの。アウトレイジよ。ポケットに手を突っ込んで。たけしさんは普通に入ってきてるんだよ。スタッフも『お、おはようございまーす』みたいな感じなんだけど、俺らは初見だから勝手にそう見えるんだよ。ポケットに手を入れてるだけで『怖っ!』と思った」と回想。さらに、当時のたけしの様子について、「タバコ吸って、ペラペラっと台本見て、『はい、いこう』って。で、その時に『あんちゃんさ、思い切ってきてな』って」。コントの打ち合わせはなく、それがたけしとの初めての会話だったと明かした。

 本番では意を決し、ボケるたけしを叩きまくったそう。「凄い先輩だなと思った。俺らみたいな顔も知らない、世に知れてないような若手が思いっきり叩いても喜んでくれた」と感動の面持ち。「終わった後、『あんちゃん、ありがとな』って。凄くない? あの時は震えたかな」としみじみと語った。

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2022年2月13日のニュース