渡辺王将、藤井竜王ともに前日と同じ“大田原スイーツ”をセレクト 王将戦第3局2日目午前のデザート

[ 2022年1月30日 10:30 ]

<王将戦第3局第2日>渡辺王将の午前おやつ。いちごショートケーキとホットコーヒー
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 渡辺明王将(37=名人、棋王の3冠)に藤井聡太竜王(19=王位、叡王、棋聖の4冠)が挑戦する第71期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社ほか主催)第3局2日目の対局が行われている30日10時30分、午前のデザートが提供された。

 渡辺王将は「苺のショートケーキ」とホットコーヒー、藤井竜王は「自家製・栗の小倉ようかん」と和菓子、アイスコーヒーと、両者ともに前日午前と同じオーダーだった。

 王将が選んだショートケーキには、大田原対局協賛の「JAなすの」から提供された「とちおとめ」が使用されている。第3局開催地の栃木県は、日本で唯一のイチゴ専門研究機関「栃木県いちご研究所」(栃木市)がある。この研究所では「とちおとめ」のほか、「スカイベリー」や「とちひめ」などいくつもの品種が開発され、収穫量や品質を向上させる栽培技術の研究が行われている。ショートケーキに使用されている「とちおとめ」は、甘さと酸味のバランスがよく濃厚な味わいが魅力だ。国内品種取り扱いシェア1位を誇り“日本で最もポピュラーなイチゴ”とされている。実が大きくて酸味が少なく、甘くてジューシーでツヤツヤと光沢があるのが特徴とされている。

 竜王が選んだ栗ようかんはホテル花月の自家製。旅館時代には客室のお茶菓子として愛されてきた逸品で、現在はホテル売店で販売中。ただ、手作りのため数量限定での製造販売とされている。

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