滝沢カレン 料理上手になる前の大失敗…驚きの唐揚げ調理法も「仲良くなれるまで5年くらい」

[ 2022年1月30日 19:13 ]

滝沢カレン
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 モデルでタレントの滝沢カレン(29)が30日、ニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」(日曜後4・00)にゲスト出演し、料理を始めたきっかけと、当初の失敗談を明かした。

 料理好きで知られる滝沢は一昨年、出版した「カレンの台所」がベストセラーに。料理や食材への思いがにじみ出る表現方法も話題になった。

 料理を始めたのは高2のころという。「高校2年生の春くらいに始めたんですけど、春にどうしてもおなかがすいてしまって…」。そんな時、パスタの乾麺をゆで、ミートソースを温めて作ったのが初めての“料理”だったという。「めっちゃくちゃおいしくできたんですね。絶妙においしいじゃないですか?その時に“料理”を作った気分になった。もしかしたら、誰かの味かもしれない。温めるだけかもしれない。でも、それが大成功だと思ってしまったんです、私の料理が」。そこから料理をするようになったという。

 滝沢家では料理は祖母の役目で、それまで家で料理を手伝うこともなかった滝沢。料理のいろはも知らず、唐揚げではとんでもない失敗をしたという。「オリーブオイルとか油とかが…この世に油があるなんて知らなかったんで。料理を知らないで、バターを1個、箱のバターをフライパンに入れて、溶けるのを待って、そこで唐揚げを揚げていたんです。私が知らなかった。油がその代わりをしてたって」。茶色になったタイミングで食べてみたものの、「泡だらけなんですよ、バターだから。やっぱり鶏肉の中はまったく冷たくて、まだ何の温かさもなくて、揚げ物ってこんなに難しいんだって、その日知ることになって」と振り返った。

 その後もバターを油代わりに唐揚げを作り続けたが、家族からは「毎日、家に怒られてました。バターがなくなるから。『高いんだからやめなさい』って」と怒られたという。料理本なども見ずに自己流で料理を続けたといい、リモート出演したパーソナリティーの笑福亭鶴瓶は「自分で知っていくことが大事やねん。料理本とか見なかったんやろ?原始人や」とジョークと称賛をまじえて感想を語った。

 滝沢は唐揚げをおいしく作れるまでには、時間がかかったという。「長かったです。自分が唐揚げとこんなに仲良くなれるまでにかかったのは。たぶん5年くらいかかった」。思い入れもあってか、「カレンの台所」では最初に紹介されている。滝沢は「戦いでした。敵でもあったし、それが味方になって、友達になってという感覚で」と、独特な表現で唐揚げへの愛着を語った。

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2022年1月30日のニュース