高橋真麻 同性カップル制度反対区議の「傷は自分で」発言に「真逆でちょっとビックリ」

[ 2022年1月24日 14:26 ]

フリーアナウンサー高橋真麻
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 フリーアナウンサー高橋真麻(40)が24日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演し、東京・荒川区の同性パートナーシップ制度への反対意見をSNSに投稿した区議のコメントに驚きの声を上げた。

 今年4月から導入される同制度に対し、小坂英二区議が13日、自身のツイッターで「徹底的に反対の主張を展開」とツイート。「古来から日本では性的少数者の尊厳は尊重しつつも、法や制度等に位置づけないという対応をしてきました。法制度への位置づけは社会混乱への道です」とした。この投稿が波紋を呼んでいる。

 小坂氏は番組のインタビューに「性的少数者の方のご存在とか尊厳というのはきちんと守るべきだという思いがまずあります」と、同性カップルの存在自体を否定する意図はないと述べた。一方で「法律とか制度とか、そうしたものの中に性的少数者というものを明確に位置づけるということは今までの男性と女性の婚姻というものを基本にしてきた法制度からある意味、逸脱していくもの」と自身の考えを展開した。

 同氏の意見には、「傷付いた」と批判の声が上がっているという。同氏はインタビューに「制度のあり方を議論するときに社会のあり方としてこうあるべきだと認識を示すことが政治家の職責」とし、「傷付いたと言われても、政治家に責任を問うべきものではない」と反論。さらに「傷付いたと感じる人はその傷と自分で向き合っていただくのが必要」とも述べたという。

 性的少数者を徹底的に突き放すようにも聞こえる言葉に、高橋は「え~!」と驚きの声を上げた。さらに「いやいやいやいや!『傷付いた方々がいらっしゃるなら、そういう意図ではありませんでした。申し訳ありませんでした』くらい言うかと思いきや、真逆で。ちょっとビックリしました」と苦笑した。

 アンミカも「言葉を刃(やいば)で使っておいて?」とあきれた様子。「大人として子供への教育として、『傷付いたら自分で治して』って…。傷付けた側が堂々と、議員さんが世間に言うのはどうなのかな?」と首をかしげた。

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2022年1月24日のニュース