天海祐希 宝塚退団後に最初に選んだ「誰も私を知らない」環境 あのままなら「天狗になっていたかも」

[ 2021年10月25日 13:17 ]

天海祐希
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 女優の天海祐希(54)が24日放送のTBS「日曜日の初耳学」(日曜後10・15)に出演。宝塚歌劇団退団後、最初の仕事で海外作品を選んだ理由を明かした。

 天海は1987年に19歳で宝塚歌劇団に入団後、わずか7年ほどで月組トップスターに。その後、2年で28歳の時に退団し、女優としてのキャリアをスタートさせる。女優デビュー作は1996年公開の映画「クリスマス黙示録」。米国で外国人スタッフによって撮影されたものだった。

 インタビュアーを務める予備校講師でタレントの林修(56)が「この作品で日本アカデミー賞新人俳優賞も受賞。きわめて順風満帆なスタート」と振られた天海は「いやいやいや」と謙そんしつつ「辞めてすぐのお仕事で、シアトルで撮ったんですが、それはものすごくいい経験でした。あえてそれを選んだんですけど、それを一番最初に」と自ら同作でのデビューを選んだことを明かした。

 天海は「宝塚歌劇団で月組のトップをやらせていただいて、辞めるときにいろいろ、マスコミ関係の皆さんに騒いでいただいた。そのまま日本にいたら、もしかしたら絶対にならない、なりたくないって思っていたことなんですけど、もしかしたら天狗になっていたかもしれないと」と理由を説明。「シアトルに行って、映画のお仕事をさせていただいた時に、『祐希はどんな映画を撮っていたの?』『何をやっていたの?』って聞かれて、日本だったら『宝塚歌劇団にいました天海祐希です』でわかっていただける部分もあったかもしれないんですが、誰も私の事を知らない、これが今の私なんだって、自分はまだまだだっていう、ゼロの地点に立てたような気がして。それは一番最初の映画で、海外で撮る作品を選んで良かったと思っています」と語った。

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2021年10月25日のニュース