V6 26年間の感謝を込めて…音楽番組ラスト出演で「家族」披露 スペシャルメドレーにツアー限定曲も

[ 2021年10月25日 22:06 ]

V6
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 結成26年となる11月1日で解散することを発表しているV6が、25日放送のTBS「CDTVライブ!ライブ!」(月曜後9・00)に出演し、音楽番組ラストステージを披露した。

 冒頭に井ノ原快彦(45)の「へいへいへい、みなさん、こんばんは」というテンションの高いあいさつにメンバーから笑い声が漏れた。だが、スタジオのしんみりとした空気を察した井ノ原は「あれ?そういうんじゃなかった?ごめんなさい」と笑った。三宅健(42)は「そういう照明じゃない。もうちょっとしんみりする感じの照明」と、メンバーたちの頭上のみ照明があり、周りが暗くなっているスタジオには不釣り合いなテンションだと笑いながら指摘した。

 「みんなごめんね」と平謝りした井ノ原は「もっとかっこつければよかった」とポツリ。スタッフから「そろそろまとめてください」とカンペが出ると「すいません、まとまりません。今日も頑張ります」と井ノ原があいさつし、メンバー全員で「よろしくお願いします」と頭を下げた。

 番組ではヒット曲コレクションと題してV6の26年間を振り返った。最後の音楽番組出演となるV6は視聴者たちに届けたい曲があった。それは9月に発売されたオリジナルアルバム「STEP」に収録されている「家族」。歌唱前に森田剛(42)は「届けたいです」と力強く語った。

 「家族」を熱唱後、番組後半には26年間の感謝を込めた「MUSIC FOR THE PEOPLE」「愛なんだ」「WAになっておどろう」のスペシャルメドレーを笑顔で披露した。

 メドレー後に井ノ原は「楽しいですね。今日ね、楽屋に入ったらこの番組のスタッフのみなさんから、僕たちに優しいメッセージがそっと置かれてました。みんなで読んでとっても温かい気持ちになりました。こんな愛のある優しい番組に最後の最後、6人で出させていただいて感謝しています」と感謝の言葉を伝えた。

 そして「最後の曲は、本当はコンサートのためだけ。ファンのみなさんのためだけにできた曲。でも、来られない方、一人でも多くの方に伝えたいなと思って歌わせていただくことになりました。伝えたいことはたくさんありますけど、僕たちらしく、歌で伝えたいと思います」と、最後の曲に選んだのはツアーでしか披露したことがない「目を閉じれば」だった。

 地上波初歌唱後に岡田准一(40)は「いい景色を見させていただいた」と感謝。長野博(49)も「素敵な空間で歌わせていただいて幸せでした」と笑顔で語った。そして坂本昌行(50)が「笑顔で終わることができました」と音楽番組最後の出演を締めた。

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2021年10月25日のニュース