朝ドラ“モネ萌音”バトンタッチ!清原果耶から上白石へ 清原「萌音ちゃんは大好きで尊敬している方」

[ 2021年10月22日 17:00 ]

「おかえりモネ」永浦百音役を務める清原果那(右)から、「カムカムエヴリバディ」橘安子役を務める上白石萌音へバトンタッチ(C)NHK
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 今月29日に最終回(第120話)を迎えるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)のヒロインを務める女優の清原果耶(19)と、11月1日にスタートする次回作「カムカムエヴリバディ」の1人目のヒロインを務める女優の上白石萌音(23)が22日、東京・渋谷の同局で恒例のバトンタッチセレモニーを行った。偶然にも今作の主人公の愛称と、次回作の主演女優の名前が同じ“モネ萌音”バトンタッチとなった。

 清原から、上白石へ、手作りのインディゴのストールがプレゼントされ、上白石からは清原に御菓子司「たちばな」の特製紅白まんじゅうがプレゼントされた。その後、バトンが手渡された。清原は「(上白石)萌音ちゃんは、わたしがヒロインに決まったときも連絡をくれたり、撮影期間中も気にかけてくれたりして、ずっと大好きで尊敬している方なので、こうしてバトンを渡せてうれしいです」とエールを送ると、バトンを受けた上白石は「同じ時期に“朝ドラ”をそれぞれ頑張っていたことがすごくうれしくて、お互いに優しいことばをかけ合ったり、精がつく食べ物を贈り合ったりしていて本当に心の支えでした。こうして(清原)果耶からバトンをもらえてとても幸せです。撮影、本当にお疲れ様でした」とねぎらった。

 「おかえりモネ」は朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」などやテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

 「カムカムエヴリバディ」は上白石&深津絵里(48)&川栄李奈(26)がヒロインを務める朝ドラ通算105作目。ヒロイン3人は朝ドラ史上初。2007年後期の名作「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀氏によるオリジナル脚本。ラジオ英語講座と3世代の女性による100年のファミリーヒストリーを描く。橘安子(上白石)の物語は日本でラジオ放送が始まった1925年(大正14年)の岡山から、安子の娘・るい(深津)の物語は62年(昭和37年)の大阪から、るいの娘・ひなた(川栄)の物語は昭和40年代の京都から始まる。

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