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「ゴルゴの顔を描くのは苦痛」さいとう・たかをさんが吐露した意外な言葉

[ 2021年9月30日 05:30 ]

さいとう・たかをさん死去

1996年、ゴルゴの愛銃「アーマライトM16」を手にポーズを決めるさいとう・たかをさん
Photo By スポニチ

 さいとうさんを取材したのは1996年9月、「ゴルゴ13」の単行本が第100巻刊行一番乗りを果たした時だった。意外だったのは「ゴルゴの顔を描くのは苦痛」という言葉。「眉毛のちょっとした上げ下げなどで、無表情ながら表情を出さなきゃいけない。思いっきり表情を崩せる脇役の方が描いていて楽しい」。当時すでに作画の分業体制を確立。しかし、ゴルゴの顔だけは任せられないと笑った。自分の思い入れは伝わらないとの自負が感じられた。連載は今後も継続する。分業体制をさらに深化させたのだろうか。

 忘れられないのは、連載開始時から決まっているというラストシーンの話。「頭の中では最後のコマの流れまでできています」。ゴルゴの命運を握るのは読者だといい「“飽きた”と言われるまでやります」と力強く話していた。果たして、ラストシーンは描いてあるのか、引き継がれているのか。いつ迎えるかさえ分からない最終回への思いばかりが募ってしまう。(小池 聡)

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