千葉真一さん コロナによる肺炎で急死、82歳 夢見ていた親子共演

[ 2021年9月12日 10:00 ]

芸能「覆面座談会」 これが“噂の深層”

千葉真一さん
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 【芸能 覆面座談会】菅義偉首相が自民党総裁選への不出馬を表明。政界に激震が走りました。芸能界でも夏から初秋にかけてさまざまな話題が駆け抜けました。今回もいつもの覆面メンバーがニュースの裏側に迫ります。

 スポニチ本紙デスク 俳優の千葉真一さんが8月19日、新型コロナウイルス感染による肺炎のため82歳で亡くなった。

 ワイドデスク 突然の悲報に衝撃が広がった。

 週刊誌記者 ワクチン接種は受けていなかったみたいだね。

 リポーター 基礎疾患などはなかったようだが、高齢者は重症化しやすいといわれているからなあ。

 ワイドデスク 日本映画界におけるアクション俳優の草分け的存在で、「殺人拳」シリーズや「柳生一族の陰謀」、ドラマでも「キイハンター」などで一時代を築いた。「仁義なき戦い 広島死闘篇」での大友勝利役は今でも語り草になっている。

 本紙デスク ジャパン・アクション・クラブを創設して、真田広之ら後進を育てた功績も大きい。

 ワイドデスク 海外でも「サニー千葉」の愛称で人気があった。米国のクエンティン・タランティーノ監督は「キル・ビル」で千葉さんを起用し、剣術指導も任せるほど心酔していた。

 リポーター 本人もハリウッド進出を目指し、ロサンゼルスに拠点を構えた。永住権も取得したけれど、なかなかうまくいかなかった。多額の借金を背負い、今も1000万円単位で残っているともいわれる。

 本紙デスク でも、野際陽子さんとの長女の真瀬樹里や、ロスで生まれた新田真剣佑、眞栄田郷敦が俳優の道に進んだことをとても喜んでいた。千葉さんは親子共演や息子たちが主演する映画の製作を夢見ていたんだ。

 リポーター 真剣佑は現在海外で映画の撮影中で、父親と同じ夢を追いかけている。10月の帰国を待って納骨の予定だから、そこでようやく家族がそろって送ることができるんじゃないかな。

 ワイドデスク 関西では上方落語の大御所、笑福亭仁鶴さんが8月17日、骨髄異形成症候群のため84歳で亡くなった。

 週刊誌記者 今も続くNHK「バラエティー生活笑百科」の司会を30年以上務め、「四角い仁鶴がまぁ~るくおさめまっせ~」など多くのギャグも残した。

 ワイドデスク その活躍は、吉本興業がお笑い帝国となる端緒となって「吉本中興の祖」とも呼ばれた。

 本紙デスク 奥さんを亡くしてから落ち込むことも多かったそうだが、亡くなる数日前まで元気に弟子と話していたというから、こちらも驚きだった。

 リポーター 芸能史に大きな足跡を残した人たちの訃報は寂しい限り。心からご冥福をお祈りしたい。

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