大和田美帆「お別れって大切」 コロナで母・岡江久美子さんを失うもいまだに「実感ない」

[ 2021年9月10日 11:54 ]

大和田美帆
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 昨年新型コロナウイルスによる肺炎で死去した女優の岡江久美子さん(享年63)の長女で女優の大和田美帆(38)が10日、TBS「あさチャン!」(月~金曜前6・00)にVTR出演。コロナによって家族を失うことつらさを明かす場面があった。

 岡江さんは昨年4月23日にコロナによる肺炎で急逝。突然の別れから1年5カ月となり、「いないんだろうなっていう感じはしてきましたけど…やっと」と大和田。「でも、お別れって大切なんだなと改めて思います。お別れの作業は1つもできていないということで、実感はないですね。なんかどこかで生きていたらいいなと思っちゃう。やはり大事なんでしょうね。葬儀とか看取るとかそういうことができないのがコロナ禍の本当に恐ろしいことだなと思いますね」と胸中を明かした。

 「母が病院で会いに行けなかった時に、父に『どうしても会いたい』と言ったら『家族だからつながってるから大丈夫だ』って言ったんですよね。今、目に見えないものに脅かされているけど、私が信じたいものって目に見えないもの、絆だったり、友情だったり、愛だったり、どんなに今後も感染者がいたとしても、その人の気持ちをどれほど想像できて寄り添えて、つながっていられるかっていうのも試されている気もしますね」としみじみ。「コロナにいろいろ教わりたくないけど、せめてコロナからも教わろうっていう母のようなポジティブシンキングで考えるとしたら、本当に目に見えない絆の大切さを今一度実感していますね」と語った。

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2021年9月10日のニュース