黒柳徹子「好感度を上げようとして、とか人は言う」 チャリティーへの思いを吐露

[ 2021年8月22日 19:06 ]

女優の黒柳徹子
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 女優、黒柳徹子(88)が日本テレビ「24時間テレビ44」(21~22日)にVTR出演し、芸能界の未来を担う若者に特別授業を行った。

 声優、アナウンサー、俳優、芸人を目指す芸歴3年未満の新人らの質問に答え、自身の経験を語った。その中で「芸能人がボランティアをする上で一番大切なこと」を尋ねられた。1984年にアジア人初のユニセフ親善大使に任命され、これまで約40の国と地域を訪問、苦しむ子どもを支援してきた徹子は、「有名人になろうとしていやっている、好感度を上げようとしてやっているとか、人は言うでしょう。言われても本当にそうじゃないんだったら、ずっと続けることだわね」とコメントした。 ユニセフ親善大使として「世界の子どもたちがあまりにもひどい状況なので、これを皆さんに知っていただきたいと思ってやっている」という。「有名になりたいと思ってやっていたらもっと早くに終わっていたと思う」と打ち明け、「自分が本当にやりたければ、コツコツやっていればみんなに分かってもらえると思う」とした。

 「皆さんがこの仕事を続けていこうと思うなら勇気を持ってこの仕事を続けて行ってください。勇気を持ってって言うと特別なことと思うけど、信念が途中でグラつかないこと」とメッセージ。駆け出し時代、仕事を降ろされ「日本語を直してこい」と叱責された経験があったとし、「それでもここまでやってこられましたので、なんとかみなさんもやっていけると思います。ぜひ頑張ってください」とメッセージを送った。

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2021年8月22日のニュース