小倉智昭氏が東京五輪取材で感じた「おもてなし」、ボランティアに感動「各国の選手にも伝わった」

[ 2021年8月17日 17:44 ]

小倉智昭キャスター
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 キャスターの小倉智昭氏(74)が17日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月曜~木曜後3・30)に生出演。自身が東京五輪を取材して感じたという「おもてなし」について語った。

 フジテレビの東京五輪情報SPキャスターを務めた小倉氏。コロナ禍で取材の制限があったとしつつ、国立競技場など試合会場に足を運んだ際のエピソードを披露した。「トイレにクーラーがついていた。いわゆる、みんなが使える優しいトイレ」と紹介。「競技場の大きな、みんなが使うやつには全体を冷やすクーラーがついているんですが。3畳くらいのトイレなんだよ、その(冷房を備えた)仮設トイレが国立競技場なんかいくつも並んでいて」と、驚いたことを明かした。

 ほかに印象に残っていることは、ボランティアらの姿勢だったという。「ボランティアの皆さんはよく頑張っていた」と切り出し、「自衛隊や警察の皆さんも含めて、とにかく笑顔。日本人にしては、ってくらいの笑顔で選手やメディアを迎えてくれたし、言葉をかけてくれるんです」と声を大にした。かけられた言葉は「暑いですから熱中症に気を付けてください」「お疲れ様です」など。会場でボディチェックを受けたときを振り返り、「『ごくろうさまです。すいません、ご協力いただいて』という言葉、そういう『おもてなし』が各国の選手にも伝わったんじゃないかな」と推測した。

 「ボランティアの皆さんってユニフォームはもらえますけど、2週間頑張ってピンバッチ2つですからね」とした小倉氏は、大会ボランティアが「いい思い出になりました」と口にしていたことに触れ、「競技場内を見られる人もいるけど、競技場の外に立っている人が多いわけでしょ。道案内の人とか」。どんな状況でも笑顔を絶やさず、気遣ってくれたことを称賛していた。

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2021年8月17日のニュース