西山朋佳女流三冠「背負うものが出来たのでプラスに変えていきたい」 大阪狭山市の観光大使に意欲

[ 2021年8月13日 15:46 ]

大阪狭山市の観光大使に就任する西山朋佳女流三冠
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 将棋の西山朋佳女流3冠(26)=女王、女流王座、女流王将=が13日、都内のスタジオで行われたABEMAの番組収録に参加し、前日に発表された大阪府大阪狭山市の観光大使就任の意欲を語った。

 1995年に同市で生まれ、5歳で将棋を始めた。西山のおススメは市内で100年以上生産が続く「大野ぶどう」。糖度が高く渋みも少ないことで有名なぶどうで、「すっごく甘くてめちゃくちゃ美味しいんです!毎年実家から届けてもらえるんですけど元気をもらえますね」と笑顔。「2017年からはふるさと納税の返戻品としても活用されています」と観光大使としてのアピールも忘れなかった。

 秋からはタイトル防衛戦も始まり、さらに新棋戦のヒューリック杯白玲戦7番勝負への挑戦権も獲得。充実の季節が目前に迫っているが、「対局で忙しいのは大歓迎。やればやるほど勢いがつくと考えているので、良い状態で挑めるのかなと思っています」と瞳を輝かせた。「(タイトル獲得数を)増やせるチャンスがあるというところで頑張りたいという気持ちが強いです。結果が出せれば自信もついて意欲も増すので、コツコツ頑張っていきたいです。(観光大使という)背負うものが出来ましたので、それをプラスに変えていきたいです」と更なる飛躍を誓った。

 西山の観光大使委嘱は、12日に大阪府大阪狭山市が発表。30日には委嘱式が予定されている。

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