有働由美子 初の連ドラ出演は「毎日、本当に楽しい」 TBS「時すでにおスシ!?」で体当たりの挑戦

[ 2026年5月19日 08:30 ]

TBS火曜ドラマ「時すでにおスシ!?」に出演している有働由美子(C)TBS
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 俳優・永作博美(55)が主演を務めるTBS系火曜ドラマ「時すでにおスシ!?」(火曜後10・00)が好評を博している。主人公と同世代の子育てを卒業した女性だけでなく、幅広い年代から支持を集める本作で、フリーアナウンサーの有働由美子(57)が存在感を放っている。今回が連続ドラマ初出演の有働が、このほどスポニチアネックスの取材に応じ、オファーを受けた際の率直な心境や、新たな挑戦を決断した経緯などを語った。(井上 侑香)

 同作は、夫を不慮の事故で亡くし一人息子のために生きてきた永作演じる主人公・待山みなとが、息子の就職で訪れた自分時間を使って3カ月で職人になれる「鮨(すし)アカデミー」の門を叩き、第二の人生を歩み出す完全オリジナルの人生応援ドラマ。脚本は「マイダイアリー」(2024年、テレビ朝日系)で向田邦子賞を史上最年少受賞した兵藤るり氏によるオリジナル。有働は、みなとが鮨アカデミーに通うきっかけをもたらす友人・磯田泉美を演じている。

 有働にとっては、本作が連続ドラマ初出演。オファーを受けた当初は「ドッキリ?」と戸惑いもあったという。「マネジャーが“ドラマ出ます?”って聞いてきたんです。からかいとかドッキリかなと思って、“何言ってるの?”と聞いたら“本当にオファーが来てます”と。キャスター役でもなく、永作さんの親友役ということで“いやいや、できるわけないじゃん!”と思いつつ、二度とないであろう機会だから、できるかどうかはわからないけれど、やってみたいという思いもありました」。

 不安と高揚が入り交じる心境の中、出演を決断した理由はなんだったのか。「30年以上アナウンサーをやっていると、仕事に対して“できる、できない”や、“合う、合わない”は分かるので、“この仕事は私には難しいだろうな”とか、“これはこういう感じでできるだろうな”ということがなんとなく分かってしまうこともあります。でも、できるかどうか分からない仕事をこの年齢になって振られることってある?と思って。作品を汚しちゃいけないという不安もあったんですけど、でも、こういう不安を最近は味わってないなって。嬉しいけれど、できなかったらどうしよう、みたいな不安もなんだか久しぶりだなと。不安もワクワクもある、そういう心境でした」と説明した。

 2018年に27年間在籍したNHKを退職し、フリーに転身。当初は芝居の仕事は「全然想定していなかった」という。2019年公開の映画「記憶にございません!」にキャスター役で出演しているものの、「監督の三谷幸喜さんが声をかけてくださって、キャスター役で出演したんですけど、それはもう私じゃないみたいな特殊メークをして。さらにその時に、三谷さんにも“伸びしろがない”と言われて。“そうでしょ?”っていう。なのでお芝居のお仕事はまったく考えていませんでした」と笑い飛ばす。

 「時すでにおスシ!?」クランクイン当初は「役作りって何かがわからない」という状態だった。本来は「準備がすごい好きなタイプ」だが、ドラマの撮影はあるがままで臨んでいる。「ダメだった時はダメ出しをしてもらって、飛び込む感じでやってみよう、と。何が失敗で何が成功かも分からないので、頭でっかちにならないで飛び込んでしまえと」。監督からは「そのままでいてください」「メークは薄くしましょう」との簡潔な指示を受け、報道番組などの出演の際は、仕事モードへのスイッチオンのためにつけているという「つけまつげ」を外している。「ニュースの時はまつげをガッと上げるんですけど、今回はそれもなし。私の最後の武器みたいなのも取り上げられて(笑)。なので、泉美は自分です。ある意味、素というか、役じゃなくて自分なんですよね」と語る。

 主演の永作からも「本当に思った通りにやったらいいですよ」と声をかけられている。「永作さんの友人役で出演していますが、初めてお会いしたその日に撮影したシーンで、“前から友達だったよね”という空気感を作って下さいました。セリフや表情ではなくて、現場の空気ごとそうされるので、本当に俳優さんって凄いです。なのでそれに乗っからせてもらって、その空気の中であるがままでいいという状態にしていただいています」と、座長の言葉や振る舞いに感謝した。

 新しい挑戦が、初心に立ち返るきっかけにもなっている。「毎日、本当に楽しいです。ふと、最近は仕事が楽しかったっけ?と思って。情報番組をやる時は自分の中で合格点が決まっているので、“あれができなかった”という減点方式で自分を評価してしまうんですけど、今回は体当たりの挑戦というのもありますし、自分の気持ちとしても自由でいられると言いますか、ただただ、楽しい。非常に現場を楽しんでいます」と、充実感をにじませていた。

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