橋下徹氏 コロナ感染拡大に「我慢、我慢の1点張りしか方策を持っていないのは日本の政治行政の力量不足」

[ 2021年8月1日 14:25 ]

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(52)が1日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。東京都で7月31日に新型コロナウイルスの感染者が新たに過去最多となる4058人報告されたことに言及した。

 7月29日の3865人を超えて過去最多を更新し、初の4000人台。直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は2920人に上昇して過去最多となり、前週比は217%。3人の死亡も確認された。前日と比べ、入院患者は74人増の3209人、うち重症者は7人増の95人。自宅療養は初めて1万人を超え、1万392人となった。都内は7月12日から4回目の緊急事態宣言期間に入り、繁華街の人出はやや減少しているが、2週間以上が経過後も感染拡大が続いている。

 橋下氏は「1年半、我々はコロナ禍を経験してきたのに、いまだに我慢、我慢の1点張りしか方策を持っていないっていうのは日本の政治行政の力量不足だと思いますよ」と指摘。そして「当初、ボヤの発生段階であれば我慢とか、いわゆる初期の消火活動で我慢ってことで抑え込むんでしょうけども、ここまで広がった時に我慢って言ったら国家活動、全部止めるのかっていう話になりますから」とし「こういう状況になった時の対応策。僕は自宅療養ってものをもっと制度化すべきだと思うんですけど、フェイズが変わってきた時の対応策を持っておくべきだと思います」と自身の考えを述べた。

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2021年8月1日のニュース