片岡愛之助 養父の秀太郎さんの最期を看取る「役者は親の死に目にあえないと言われますが…」

[ 2021年6月20日 05:30 ]

片岡愛之助
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 歌舞伎役者の片岡愛之助(49)が19日、尾上松緑(46)がホストを務めるオンライントークイベント「紀尾井町家話」にゲスト出演した。先月亡くなった養父で人間国宝の片岡秀太郎さん(享年79)の最期について、初めて語った。愛之助は「安らかに眠るように旅立った。役者は親の死に目にあえないと言われますが、最期は家族で看取ることができました」と振り返った。

 一般家庭で育った愛之助は、81年に歌舞伎の子役を務めた舞台で秀太郎さんの父・仁左衛門さんに見出された。部屋子に誘われて片岡千代丸を襲名すると、93年に男児のいなかった秀太郎さんの養子になった。「普段はすごく優しくて、芸には厳しい父。松嶋屋の一員として上方歌舞伎を継承し、一層精進していきたい」と誓った。

 この日は「紀尾井町家話」の1周年記念配信が行われ、愛之助とともに松本幸四郎(48)がゲスト出演。アシスタントの中村松江(55)も含め、4人で秀太郎さんの思い出を語り合った。

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2021年6月20日のニュース