「青天を衝け」幕末で偽札対策!篤太夫の銀札作りにネット「ほんとに、今のお札」「あったまいいー」

[ 2021年6月20日 20:45 ]

「青天を衝け」第19話のワンシーン(C)NHK
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 俳優の吉沢亮(27)が主演を務めるNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜後8・00)は20日、第19話「勘定組頭渋沢篤太夫」が放送された。

 売り方を変えることで一橋領の木綿の価値を高めることに成功した渋沢篤太夫(吉沢)は、さらに商売を盛んにするため紙幣の流通にも取り組もうと試みた。そこで一橋の銀札を作ることを徳川慶喜(草なぎ剛)に提案した。西の方ではこういった札が多く作られていること、銀を持ち歩くことの苦労を話した。また紙の軽さなど利便性を説いた。

 銀札をただの紙切れではなく、銭だと思ってもらうために一橋が責任を持って作り、値打ち通りの銀を支払えば信用されることを熱弁。この話を聞いていた慶喜は呆然としていた。篤太夫は「あ、殿、某の今の話お分かりになりましたでしょうか?」と心配になり問いかけた。慶喜は「否」と首を振った。さらに「途中からお主の顔に滅入り聞いていなかった」と明かすと、篤太夫は「なんと」と驚いた顔で、手に持っていた札で目を隠して照れていた。

 銀札作りに着手した篤太夫は木の板にお札のデザインを彫り師に頼み、出来上がった原版を3つに割った。篤太夫は「これが3つ揃わねぇと刷れねぇんだい」と偽札対策もバッチリだった。そして半年をかけて銀札引き換え所を設立し、紙の信用を得ることに成功。この功績が認められ、勘定組頭に抜擢された篤太夫は、財政を豊かにすることで一橋家を支えようと決意をした。

 この篤太夫の一連の行動にネットでは「最古のお札誕生か」「あったまいいー」「偽造防止対策もバッチリ」「ほんとに、今のお札だな」「偽造防止策まで」「お札の原盤、木彫りなのか!」「手形みたい」「札で顔を隠す栄一可愛いな!」「途中から聞いていなかったに大爆笑」といった声が上がっていた。

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2021年6月20日のニュース