いきものがかり・山下穂尊が脱退 表舞台から離れ創作活動専念 6月公演が3人ラスト

[ 2021年6月3日 05:30 ]

いきものがかりの(左から)水野良樹、吉岡聖恵、山下穂尊
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 3人組ユニット「いきものがかり」のギタリスト、山下穂尊(38)がグループを脱退することを2日、公式サイトで発表した。今夏で離れ、今後は表舞台に立たず、作曲や執筆などの創作活動に専念する。グループはボーカルの吉岡聖恵(37)とリーダーでギタリストの水野良樹(38)の2人体制で活動していく。

 山下は4年ほど前に2人にグループを離れたいという意思を伝え、何度も話し合ってきた。結論は簡単に出ず、コロナ禍に入って、今春にようやく全国ツアーも実現できたことで改めて山下から申し出があったという。

 ツアーの最終日となる今月11日の横浜アリーナ公演が3人のラストステージとなる。山下は「これからは自分ともう一度向き合いながら歩いて行きたいと思います」と抱負。吉岡は「これからも互いに切磋琢磨(せっさたくま)し、エールを送り合える仲間でいたい」としている。

 ▽いきものがかり 小学生からの同級生だった山下と水野が99年2月に2人でバンドを結成。同11月に吉岡が加わって3人組に。06年にシングル「SAKURA」でメジャーデビュー。NHK紅白歌合戦には08~16年、18、19年と出場。12年には初の紅組トリを務めた。主なヒット曲に「ありがとう」「風が吹いている」。17年1月に活動を休止し、18年11月に再始動した。

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2021年6月3日のニュース