小林幸子　ラスボス感満載のヘビメタ衣装で降臨　「この時代だから楽しんでもらいたい」　

「The　VOCALOID　Collection　LIVE　2021　Spring～」でヘビーメタルを披露した小林幸子　（撮影・小田切　葉月）
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　演歌歌手の小林幸子（67）が25日、日本最大級のインターネットの祭典「ニコニコネット超会議2021」の併催イベント「The　VOCALOID　Collection　～2021　Spring～」に登場。米の伝説的バンド「KISS」風のメイクを施したヘビーメタル姿で登場し、会場を盛り上げた。

　小林は光沢感のあるロングコートに、革製のスキニーやハーフグローブ、厚底ヒールブーツなど、全て黒で統一した衣装で“降臨”。ステージ上ではヘッドバンキングやスピーカーに足をかけるロックな演出でファンを沸かせた。ヘビーメタル姿は人生初であることを明かし「人を楽しませるために、自分が楽しまないといけない。この時代だから楽しんでもらって、これで少しでも笑ってもらいたい」と笑顔を見せた。

　歌唱曲は人気ボーカロイド曲「エイリアンエイリアン」の替え歌「サチコサンサチコさん」。ライブは有観客で行われ、約500人のファンが赤いサイリウムを振り熱狂。配信視聴者からは「ラスボスきた！」「かっこいい！」などコメントが相次いだ。

　1カ月ほど前にヘビーメタル姿で歌唱する案が決まり、小林も自ら進んで白塗りメイクを行うなどノリノリだったという。今後も「小林幸子って面白いじゃんって思ってほしい。コスプレ好きなので、なんでもやりますよ」と果敢に新しいことに挑戦する姿勢を見せた。