ケンコバ 中間層へのフォローがない今回の給付金に「疑問符は浮かんじゃいますね」

[ 2021年3月16日 22:04 ]

お笑いタレントのケンドーコバヤシ
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 お笑いタレントのケンドーコバヤシ(48)が16日、レギュラー出演するインターネット放送のAbemaPrime」(火曜後9・00)に生出演。困窮子育て世帯への給付金について持論を述べた。

 政府は16日、新型コロナウイルス禍で打撃を受けた生活困窮者らへの緊急支援策をまとめた。菅義偉首相は「ひとり親や所得が低い子育て世帯に対し、子ども1人当たり5万円を給付する」と表明。困窮子育て世帯への給付金はこれまで2回、ひとり親に限って給付してきたが、今回は両親がそろう世帯にも拡大された。

 ただ、野党からは「なぜ独身者や子どものいない世帯を外すのか?」「年収1000万円以下の方々に、例えば1人10万円で中間層にしっかり元気をつける、こういう政策が必要」との声も上がっていた。 

 この件について話を振られたケンコバは「中間層がどうしてもブラインドになっちゃうというか、見えなくなってしまうことってありますもんね。そこへのフォローは何もないのかといったら疑問符は浮かんじゃいますね」とコメント。中間層にも手厚いバックアップが必要とした。

 テレビ朝日・平石直之アナウンサー(46)はケンコバの意見を受け、「これだけ(コロナの影響が)続いてくると、中間層だったのが困窮に落ちていくっていうこともあるかもしれません」と主張。中間層という“線引き”自体もコロナ禍の中では難しいとしていた。

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2021年3月16日のニュース