渡辺王将、好相性の地で3連覇へ“王手”なるか 第70期王将戦七番勝負第3局対局開始

[ 2021年1月30日 09:05 ]

<第70期王将戦第3局初日>初手を指す渡辺王将(左は永瀬王座)(撮影・会津 智海)
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 渡辺明王将(36)=名人、棋王との3冠=に永瀬拓矢王座(28)が挑む第70期王将戦7番勝負第3局が30日午前9時、栃木県大田原市の「ホテル花月」で始まった。

 午前8時41分、永瀬が一足早く対局場入り。6分後に渡辺が入室した。今局の先手番は渡辺。

 渡辺は過去5回、ホテル花月での対局を経験している。戦績は4勝1敗と好相性の地だ。しかし、唯一の黒星は郷田真隆九段を挑戦者に迎えた第64期王将戦。開幕2連勝で大田原対局に臨んだが敗れ、その後に3勝4敗のフルセットで郷田に王将位を譲った。挑戦者の永瀬は奪還に向けて“反撃”への一歩となるか、注目が集まる。

 持ち時間はそれぞれ8時間。第1日は、午前10時30分に午前のおやつ、12時30分から昼食休憩、午後3時に午後のおやつが提供され、6時に「封じ手」が予定されている。

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